人は何歳になっても生まれ変われる。
そして、前に進む為の目標や使命があれば、どんなチャレンジだって立ち向える。
誰かに必要とされること。 自分の居場所があれば生きていけると思うのです。
皆それぞれに、人生の物語があります。
紆余曲折、波乱万丈、泣き笑い、人生とはジェットコースターのようなものかもしれない。
全てが満足と思える時の方が少ないかもしれない。
人生を振り返り、そんなジェットコースターのような人生をいかに笑って話せるか?
私は、そんな人生を楽しみたいと思っています!
何もない平凡な人生もいいなーと思うけれど、せっかく人間で生まれてきたのだから、
感動をたくさんかみしめられる人生にしたいと思っています。
そんな人生を送ってきた存在が目の前にいます。
それは、恥ずかしながらひげじいこと我が父です。
70代後半まで働き続けたひげじいですが、体力の衰えを感じ仕事を辞めてからは
何となく元気がないように見えました。
ところが、あるきっかけで子供達に紙芝居を始めてからというもの、
息を吹き返したように、見る見る元気を取り戻しました。
その様子が上の写真です。
小学校の読み聞かせでの子供達の新鮮な笑顔に元気をもらい
俄然やる気になったひげじい。
紙芝居の木枠や拍子木まで自分で作ってしまいました!笑。
さらに、ヘリコプターのラジコン飛行を見せたり、三度笠の踊りを老人会などで披露したり。
それらが評判となり町内会の子ども会や市内の小学校、老人会などから声をかけてもらえるようになり
忙しいけど嬉しい悲鳴をあげています。笑。
(何しろひげじいは、詩吟を詠うので声がでかい! そして、存在自体が笑えるキャラなんです。)笑。
そんなひげじいの高星大学での自己紹介兼卒業レポートのような文章に感動してしまいました。
少し長くなりますが、一部をご紹介します。(身内ねたですいません。)
(80歳の挑戦)
光陰やのごとし、月日のたつのは何と早いものか、20歳はつい昨日のことだと言えば笑うだろう。
自分で望んだわけでもないのに高齢者呼ばわりされて許せん。笑。
怒ろうが落ち込もうが残された時間に変わりない。
我々昭和一桁アプレゲール世代は一代で信じられない程の経験をした世代。
生命力のしぶとさや生物としての危機意識は国家の変転とともに歩んできた我々が
一番持っていたのかもしれない。
家は焼かれ食料は僅か。どん底を体験したものは、今をどんなに感謝すべきを知る。
不思議なことに、物に恵まれない時代、悲しみや苦しみに耐える強靭な精神力が我々を支えた。
明日の命の保証のない状況の中でも、冴え渡る夜空の月に深い詩情さえ感じる
豊かな感性も息づいていた。
だが有り余るようになった今、精神力が衰え、心のケアが叫ばれる。
情感や感情も枯渇しているように思えるのはなぜだろう?
80歳の人生で失われたものもあったが、得るものの方が多かった。
それは挑戦によって得たものといえる。
少年時代の夢の実現のため、30代でラジコン飛行機、40代で詩吟、居合道、剣道、三度笠踊り。
レザークラフト。家庭では60代で主夫業に挑戦。
70代で紙芝居にチャレンジ。
今まで培ってきた趣味を地域社会の為に還元しようとボランティア活動に挑戦。
80歳で高星大学に入学し、同年代の仲間と共に学び遊び。
と同時に更なる挑戦が始まった。
切り絵に建築模型。
人の人生は山坂多い旅の道、還暦は人生の折り返し地点。
傘寿の80歳は、何のまだまだ役に立つ。
いつまで続く挑戦劇。
それは、命の限り続くのだ。
まだまだ若いこれからが第④コーナー。
走れ走れひげじい号。ゴールまで突っ走れ!
最後までお付き合いいただきありがとうございます~!
通信で建築模型技士の資格に挑戦してるひげじい。
今回はなかなかの難易度らしい。
いままで好きな趣味に没頭できたひげじいは幸せ者だと思いますが
それを世のため、人のために還元したいということに気付けたことを
何より嬉しく思いました!
人生に無駄はない!ということですね~!
ひげじいの挑戦はまだまだ続くのでした。
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ゆっこ- (水曜日, 09 1月 2013 23:14)
感涙。。。
ひげじいちゃんのファンクラブ作りたい!
もしかして、もうある?(笑)
happycolormayu (木曜日, 10 1月 2013 17:03)
ゆっこーさん、ひげじいのファンクラブはまだないですー!笑。
これから作っちゃおうかなー!笑。
これからもひげじいから目が離せないね~。
どうか暖かい目で見守ってあげてくらさい!
ひげじいも喜ぶと思います~。
年配者から学ぶこと多いよねー!
大事にしないとね。